いまだに高い
人気を誇る名車が
KICの技術で復活。
人気を誇る名車が
KICの技術で復活。
S13に息吹を吹き込め
グループ校の久留米工業大学から譲り受けた
シルビアS13をレストア
シルビアS13をレストア
実習車両として第一線で活躍していた時から、20年以上も眠っていたこのS13。
部品が欠損し走れる状態ではなかったが、人気アニメのレストア第3弾として
今にも走り出しそうな新車の輝きを取り戻し復活しました。
部品が欠損し走れる状態ではなかったが、人気アニメのレストア第3弾として
今にも走り出しそうな新車の輝きを取り戻し復活しました。
1
レストア前はブラックカラー
最初に状態を確認
最初に状態を確認
レストア前のボディはブラック。状態を確認すると、燃料タンクなど部品が欠損し走れる状態ではなかったため、今回はボディの修復を優先します。
2
パーツの取り外し
パーツを取り外し、ボディの内部の腐食状況を確認します。担当する修復箇所を割り当てて、それぞれ修復がスタート。
3
ボディのパテ埋め
ルーフは凹みが多数あり、一つひとつ丁寧にパテで埋めて、滑らかな曲面になるようにヤスリがけを実施。ルーフはちょうど横から目線に入るため、少しのズレでも違和感が出るので、慎重な作業が求められます。
4
各パーツのパテ埋め
リアスポイラーは塗装面が剥がれていたので、塗装を削って、パテで成形した。右フロントフェンダーやボンネットなど各所に多くの損傷があり、サビを削り取り、パテを使い成形します。
5
下地塗装①
パテ埋めの後は、パテ面の保護や塗料の定着をよくするサーフェイサー塗装。この塗装を行うことで、塗装面を長持ちさせ、塗膜の剥離やひび割れを防ぎます。
6
下地塗装②
今回はライトグリーンパールⅯとダークグレーⅯのツートンに仕上げるため、淡いカラーを綺麗に発色させるホワイトで下地塗装。塗装後は、磨きをかけて塗装面の塗り斑(ムラ)をなくします。
7
ボディ内側塗装&ツートン塗装
先にボディの内側をライトグリーンで塗装し、内側も完全なツートンに仕上げます。ボディはダークグレーⅯから塗装していきます。
8
ボディ全塗装
最後にライトグリーンパールⅯを一気に塗装していきます。通常3回塗装するところを4回塗装し、少し引き締まったボディカラーに仕上げました。最後はクリアを塗装し、新車のような輝きを放つボディに生まれ変わりました。